2018年ベストツイートTOP10
卒論の片手間に進めていた記事ですが、2018年に投稿されたツイートを勝手にランキング化してみました。感覚的なものですので、例えば7位と8位の差について納得させられるほどの根拠も無いですし、その日の気分で結構変わったりすると思います。非公開アカウントで載せられなかったツイートもあって、個人的に親しい人にはあけおめメールと一緒に送りつけて表彰したいと思います。
第10位
サチモスのボーカルは固有名詞を一切知らないので、箸のことを「細くて長いやつ」、太陽のことを「デカくて熱いやつ」、祖母のことを「古くて優しいやつ」と呼ぶ
— 芸能人㊙️情報 (@geinoujinmaruhi) September 22, 2018
たったあの曲のあの一節だけで「固有名詞を一切知らない」と断定されてしまうなんて。週刊誌でありがちな、低俗なゴシップに対する風刺が痛烈に効いていてすごく面白かったです。
第9位
新幹線で隣の席に座った老夫婦、おばあちゃんがトイレにいってる間におじいちゃんが車内販売でアイスを2個買った。ほどなく戻ってきたおばあちゃんの手にもアイスが2個。ふたりは顔を見合わせ、フフフと笑って、アイスを食べ始めた。なんだこの賢者の贈り物は。
— トミヤマユキコ (@tomicatomica) August 19, 2018
アイスのもたらす価値。CMの脚本に採用されてもおかしくないな。「賢者の」という表現がちょっとよくわからないけど、そんなつまんないことを言う必要なかった。
第8位
死後、坂上忍みたいなコメンテーターに「よくわかんないんだけどアンタが悪いんじゃないの?だって悪そうな顔してんもんねぇ」で裁かれた坂上忍
— ゴハ (@goha5800jp) August 23, 2018
こちらもちょっと皮肉めいたツイート。火の鳥の異形編*1のような世界観がたった一文で表現されていて秀逸です。現代の曼荼羅でしょうか。
第7位
さっきコンビニの入り口でワキ汗の臭いがすごい店員さんとすれ違って、急いで店の奥のドリンク棚のほうに逃げたら、1分後ぐらいに棚のペットボトルが裏からガタッて補充されて、そのわずかな隙間からワキ汗の匂いが吹き出してきた。神出鬼没だな!
— bashi_funa (@bashi_funa) August 22, 2018
『激レアさんを連れてきた。』のディレクターさんのツイート。情景がパッと浮かんで、「さっきの出来事感」がすごく伝わってくる、まさに呟きらしいツイート。「ワキガ」と決して断定しないところも良い。一生懸命働いて、たまたまその日が臭かっただけかもしれないし。ま、ワキガでしょうけど。
第6位
4コマ漫画「めっちゃ交通費もらってる奴」 https://t.co/g2e4XnC0t1 pic.twitter.com/0ChjoNvboJ
— たのしい4コマ (@sekino4koma) July 28, 2018
これ見て笑わなかったことがない。漫画らしからぬ表情の無さと全く悪びれないガーナ人がめちゃめちゃツボ。ちょっとは申し訳なさそうにしろよ。でも毎日バイト終わりに帰省するくらいだからきっと親孝行なんだろうな。
第5位
今日親からの報告多いんだけど、母親に抱っこされてる時と父親に抱っこされてる時の表情の差がウケる pic.twitter.com/ESBdhbF972
— いーさん (@loan___er) March 18, 2018
なんで?いやほんとになんで?もうそんなわけないやん。って何度もお父さんは思うんでしょうか。えさ食わせてやってるのは誰だー!って、犬にとってはそれは母親なんですよね。
4位
台湾で一番良かったのは、「娘の書いたイラストをタトゥーにしたお茶屋の店主」です。 pic.twitter.com/X4hJAPD63t
— ほくろ (@hokuro__) November 17, 2018
写真を見せてくれている左手にも笑顔の茶器がしっかり写り込んでいる。カメラロールの前後の写真をみると、刺青を入れたあとの記念写真や娘の写真を何枚も撮っていることがわかって、とっても微笑ましい気分になれますね。
3位
1ページ漫画「夏祭り」 pic.twitter.com/s94PnhWReH
— 藤岡拓太郎 (@f_takutaro) July 13, 2018
藤岡拓太郎さんの漫画はどれも陰影の書き分けが凄い。そしてこの状況、一石三鳥くらいあるな。めちゃめちゃ良い。
2位
昔友達が「唇めっちゃ乾燥するわ!!ちょっとコンビニ寄っていい?」ってリップ買うのかと思ってたらコロッケ買ってきたの一生忘れられない。
— のむらこいち☹️♻️12/28初イベント (@mo24yu) January 30, 2018
これも一石三鳥くらいあるな。これくらいエピソードに豊富になれたらといつも思うんですけどね。
1位
We're バッド・アニマルズ pic.twitter.com/lBOFl56U7J
— 猪原秀陽 (@inoharahideharu) April 19, 2018
めちゃめちゃハートフル。ファッショナブルな動物たちと正義くんとの関係性も良いし、小さないたずらの発想とか、回を追うごとに(着ている服から)うさぎが実は女の子*2であることがわかったりするとことかすごく細かい。このシリーズを見てからというもの、本屋ではしばしば児童文学のコーナーへと足を運んでいます。