ベスト○○ 2020
大晦日です。個人的に覚えている範囲で、2020年に発表されたものから色々なジャンルのベストを選びました。2020年と勝手に限定してしまったせいで、かなり選ぶのが難しかったです。今年は映画館に二度しか行けませんでした。最新のカルチャーに触れようとすることがどうしても苦手な自分への戒めのようなものも含まれているかと思われます。
2021年は魅力と才能が発揮される年*1だとあのゲッターズ飯田さんも言ってくれたので、積極的にいろんなカルチャーを吸収して、公私ともに持ち前の明るさを発揮していきたいと思います。
ベストバラエティー
『有吉クイズ』
力の入ったバラエティでいえば相席食堂の「パンサー・尾形&サンシャイン池崎の旅!」、水曜日のダウンタウンでは『東ブクロ、先輩芸人の嫁から色仕掛けくらってもさすがにもう乗ってこない説』『NSC時代に同期一の天才だった芸人、意外とくすぶってる説』『飲食店での「いつものやつ下さい」初回で従業員に結構なインパクトを残せれば、2回目でも可能説』などはもちろん面白かったのですが、一年を通して振り返ってみると今年の感覚では『有吉クイズ』だったかもしれません。
人の容姿をいじったり、ガツガツとした笑いでなく自然体で誰もを許すような感覚、なおかつ人の意見を参考にしない感じが良くって全3回の放送を全て楽しめました。同じ文脈のなかではNHKのコント特番『ん』もゆるく面白い番組でした。
ベスト漫才
9番街レトロ (M-1グランプリ2020準々決勝ネタ)
「俺だってお前がおもろいと思うことおもろいと思いたいねん」は噛まずに誰かに言ってみたい。「おもろマン」や「俺が滑ってる間に逃げろ」などとM-1の漫才という厳しい枠組みのなかでどっちもわざとスベろうとする感覚は面白いなと思いました。裏の「裏笑い」って感じでしょうか。複雑になってきましたが、「おもろマン」という言葉がまず面白すぎます。
ベスト4コマ漫画
「突然ムリになった歌舞伎」
【4コマ漫画】突然ムリになった歌舞伎 | オモコロ https://t.co/k36syT2hl4 pic.twitter.com/XDa9TTlL7S
— ポテチ光秀 (@pote_mitsu) 2020年2月7日
ベストドキュメンタリー
『ETV特集』「すべての子どもに学ぶ場を~ある中学校と外国人生徒の歳月~」
出稼ぎに来た外国人の子どもにフォーカスを当てたEテレの番組。日本に馴染めず、教育を十分に受けることができない外国人生徒の問題に対して、岐阜県のある中学校の取り組みについて密着したもの。
アバンは卒業式のシーンから始まって、もう一回それがエンディングでも映るのですが、経過のなかで感じ方がまるっきり変わっていてやっぱり映像ってすごいなってなりました。
つたない日本語で「"頭良い"の反対」 って笑い飛ばす、キューティクルな表現が素敵!
他には『NNNドキュメント』の 「見た目と見る目」も印象に残っています。
ベストCM
ホンダ N-ONE 「Only ONE」篇
でも俺はね京都の梅湯はPOPEYEで最も掲載された銭湯ではないかと睨んでるのよ
ベストソング
crystal-z 「Sai no Kawara」
純粋な自分の再生回数で選びました。音楽の感想を書くのは特に難しいですがよく聴いていました。