そんなに自由か!

古い記事はあまり読まないでください

最近のことと5月の仕事の話

ブログを更新しないうちに2度も大相撲が開催されてしまいました。相撲より更新頻度の低いブログなんてあるんでしょうか。

八角理事長の顔がちらつくとムカつきますが、スポーツとしての相撲は面白いんですよね。なんといっても残業がなければ17時には家に着いていると言う点が大きく、幕内の相撲はたっぷり見れるんです。

前回ハマっていると書いたはずのボルダリングは5、6回くらい行ってやめました。最後行ったときには2時間くらいいたのに赤テープが一つもクリアできなかったので競技者としての自分に限界を感じるようになりました。次に興味を持つのはきっと東京オリンピックの時にチラッと見たときぐらいでしょうか。

仕事の方は工場の現場でゴリゴリ働いております。実習期間といえどおそらく半年は現場なので、もうそれはこってりです。朝ごはんを食べないと体力がもたなくなるんですけど、ここ8年間くらいモーニングに固形のものを食べる習慣がなかったので、朝食はプロテインを飲むようにしました。プロテインを飲むくらいなら、体鍛えてジムに行こうと思いまして近所のanytime fitnessに入会するようになりました。ジムに入会するまでのプロセスが全て逆になっちゃったんですけど、それもまた生活ということです。

ジムでのテーマソングは中島みゆきのファイト!で、自意識過剰になってしまいがちな自分にぴったりな曲なんです。筋骨隆々な集いの隣でしょぼいベンチプレスを披露するのが嫌でそのまま帰ったこともあります。「ただ怖くて 逃げました 私の敵は 私です」とは耳が痛くなる歌詞なんですけど重り40kgでプルプルしている自分が見られたくないし、「坊主、ここは病院じゃねーぞ」なんて新人いびりがあったら嫌だなーって思っちゃって、今日は足を鍛える日だと正当化させたりします。まあ実際にはそんなこと一切ないんですけどそんなガチな人たちに囲まれたら女子の気分になっちゃいますね。「あたし男だったらよかったわ 力ずくで男の思うままに ならずにすんだかもしれないだけ あたし男に生まれればよかったわ」なんて。

工場の仕事は嫌なことも色々あったんですけど、定時過ぎると目ヤニがめっちゃ出てくる先輩とも仲が良いですし、ファイルを置く場所がないほど油で汚れてる工場ですけどまったりやってます。

5月くらいにこんなブログ書いて一回消したんですけど、昇華させるために載せておきます。その時の疲弊感に比べたら最近は充実しています。びっくりする出会いもあったし、連休中に家族や後輩が来てくれたりして。あとは鶴瓶の家族に乾杯でロケに来た瑛太に会えれば言うことないんですけどね。労働とうまく付き合っていこう。

工場研修では実際に製造ラインに入って様々な現場をまわりつつ簡単な作業をおこなう。ほとんどは雑用に近い仕事で、それは棚卸しのための材料の検数であったり、完成品を発送するものなどである。ある現場では知的障害の方が働いていた。ここは完成品に傷がつかないようにキャップを付けて保護をするといった、絵に描いたような単純作業の現場なのだが、月末ということもあり、最近はこの現場に入ることが多い。研修というのは名目で、実際には人が足りていないところを補填するためだけのような気がする。

知的障害の方は、小学校1、2年生程度の知能で、簡単な会話はできるが、二桁の数字の足し算などは苦手で、10の単位でしか数を数えることができない。しかし十年以上のキャリアからか、キャップ締めに関しては自分の3倍以上早い。というよりか、工場の誰よりも早く、キャップを締めるという動作に3倍の差が生まれるんだーって思った。

自分はその人の隣で一緒にキャップを締めながら、彼の苦手な計算の作業を補助して、納入数を記録するという仕事をしていたのだが、今日はこのキャップ締めの作業が遅いからもっと早くしてと言われて非常に傷ついた。彼は悪気があって言ったわけではないし、事実自分の動作は彼よりも圧倒的に遅い。そして彼には物事を客観的に見る能力がなく、私がスポット的に入った仕事で、経験がほとんどないという前提をあまり理解できていないということもわかっている。だけど実際にそんなことを言われると、こっちは計算して払い出すところまでやっているのになんて思ったり、挙げ句にはどうして障害者にこんな事を言われないといけないんだなんて最悪な考えも浮かんでしまった。

この前に好きな食べ物聞いたら、豚汁って言ってた。「あったかくて楽しい気分になるよね」って答えていてあー同じだなって思った。本当にすみませんでした。